MR関連

製薬会社のMRとMSの関係は?お互いをうまく利用しろ。

投稿日:

こんばんは。外資系MRのアスカです。

本日は、製薬会社のMRと医薬品卸のMSの関係性について紹介したいと思います。

この関係性はきってもきれない関係性になります。

MSとはどういう仕事なのか。



これは、現役のMRでもあまりちゃんと知らない人も多いのではないでしょうか。

MSというのは、Marketing Specialistの略らしいです。

私も初めて知りました。笑

響きだけ聞くと、めっちゃかっこよくないですか?

マーケティング・スペシャリストって、すごい専門職みたいですね。

実際にどんな仕事をするのかという点ですが、自分の担当エリアにおける病院・薬局・開業医に対して、幅広い医薬品の安定供給と情報提供を行う仕事です。

安定供給と情報提供が主な仕事になるようですね。

あれ?これMRと被ってませんか?

MRとMSの違い。

恐らく現役のMRさんは、なんとなく違いが分かっていると思いますが、明確に情報提供の違いを説明できる人は少ないと思います。

MRとMSの情報提供の違いは、主に3点あります。

  • 価格交渉
  • 扱う製品
  • 情報提供先

価格交渉

これは、MSさんの専売特許ですね。

基本的にMRは、価格交渉には関わりません。

医薬品の販売の流れとしては、製薬企業⇒医薬品卸⇒病院・クリニック・薬局というシステムになります。

医薬品の価格というのは、厚生労働省が決定します。

製薬企業は、自分で自由に薬価は決められません。

厚生労働省が決めた薬価に基づいて販売を行うのですが、製薬企業から医薬品卸に販売する時には、もちろん価格交渉が行われます。

医薬品卸はそこから各施設へ販売するので、そこでさらに価格交渉が行われます。

製薬企業⇒医薬品卸の価格を「仕切価格」

医薬品卸⇒病院・クリニック・薬局の価格を「市場実勢価格」

と呼ばれます。

薬価を100%とすると、仕切価格で90%の価格で医薬品卸がメーカーから薬を仕入れます。

その価格に少し利益を上乗せ(例:薬価の95%)して、病院・クリニック・薬局へ販売します。

病院・クリニック・薬局は、患者さん(3割)と国(7割)に薬価100%を請求して利益を得ます。

こういったカタチで、それぞれのビジネスが成り立っています。

長くなってしまいましたが、MSさんは、病院・クリニック・薬局との価格交渉を行います。

MRはノータッチなので、詳細は分かりませんが、これはかなり大変そうだなと思います。

取り扱う製品

これはあまり意識していないと思いますが、MRは自社製品のみ、MSさんは取引がある色々な会社の製品を担当していますね。

そのため、イメージ的には、MRは狭く深く知識があり、MSさんは浅く広く知識がある。といった感じですね。

実態はあまり分かりませんが、MSさんは、病院・薬局・クリニックに訪問して、医薬品全体として困っていることはないか。など色んな相談の窓口になっているイメージがありますね。

これに関しては、より深い知識をもったMSを排出するための取り組みをしている会社もあると聞いたこともあります。

情報提供先

これもMRとMSさんとでは、かなり違います。

MRは主に、病院・クリニックがメインになります。逆に、MSさんは、クリニックや薬局がメインになります。

もちろんMRが薬局に、MSさんが病院に行くこともありますが、それぞれのホームグラウンドは決まっていると思います。

そのため、お互いが上手く連携していくことが重要といえます。

私が思うMSさんについて



ここからは、完全に個人的な意見なので、エリアや人によってかなり差はあると思います。

私が今まで経験してきたMSさんは、いろんな人がいました。

全然働いてくれない人もいれば、すごく動いてくれる人もいます。

MSさんにもノルマがあると聞きます。

人によっては、完全にMR任せで、売れてるときは「いつもありがとう!今後も頼むよ」といいつつ、売れてないときは「もっとしっかり頼むよ。ちゃんと先生と会ってる?」みたいに、俺は関係ないからお前がもっとうまくやれよ的なスタンスの人もいました。

基本的には、情報を提供してくれる人が多いです。

ただ、持っている情報の量は、個人差がかなりあります。

すごく情報を持っているMSさんは、MRからの信頼感も厚いです。

逆にあまり情報を持っていないと、信頼感は薄いです。

もちろんこれは逆も言えます。MSさんからしてもあまり情報を持っていないMRよりは、しっかり情報が取れているMRを信頼して、そのMRが扱う商品に熱が入るのは多少仕方ないことだと思います。

そういう意味でもお互いの信頼関係のために、情報はとても大切です。

基本的にMSさんは凄く丁寧な方が多いです。たまに偉そうな態度を取る方もいらっしゃいますが。

私が経験した地方の医薬品卸では、クリニックや薬局にとても顔が利くMSさんもいました。

そういう方は、本当に凄いと思います。頭が上がらないMRも多かったと思いますね。

結局はMRもMSも情報が大事な時代です。

どれだけの情報を取ってこれるかは個人に依存します。

お互いに上手く利用できるようにwin-winな関係を作っていくのがベストですね。

MSさんとうまく連携するために。



これからの時代は、MRもMSさんと上手く連携していく必要があります。

そうなった時に、どうするのがよいのかですが、基本的にMRができることは以下の3つだと思います。

  • 定期的な朝の卸訪問
  • 定期的な電話連絡
  • その他のコミュニケーション

結局は接触頻度が大切になってきます。

卸訪問や電話連絡、お昼ご飯を一緒に食べたり、会食をしたりなど、できることは色々とあります。

もちろんお互いに他の業務もありますので、必須というわけではありません。

ただ、やらないよりやったほうが何かが変わるかもしれませんし、色々やってみるのが大事だと思っています。

お互いWin-Winになるためにも、上手く利用しあいましょう!

スポンサーリンク




スポンサーリンク




-MR関連

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

製薬会社のMRの車両について

こんばんわ。外資系MRのアスカです。 本日は製薬会社のMRの車の事情について書いていきます。 都内では車は不要ですが、それ以外では結構車必要ですよね。 目次製薬会社のMRの車はどういう車か?プライベー …

製薬会社のMRは本を読もう。

こんばんは。外資系MRのアスカです。 本日は、製薬会社のMRは本を読もうというお話をしたいと思います。 皆さま、本読んでますか? 社会人の1日の平均の勉強時間は6分。 6分らしいですよ。 私もこれを聞 …

製薬会社のMRの他社との関係性

こんばんは。外資系MRのアスカです。 本日は、MR同士の関係性について書いていきたいと思います。 なるべく色々なパターンを書いていきますが、私の私見なので、そこはご了承ください。 どんな関係性が理想で …

MR不要論の再燃!コロナショックでMRのあり方が問われる。

こんばんは。外資系MRのアスカです。 本日は、コロナウィルスの大流行でささやかれるMRの不要論に関して、記事を書いていきたいと思います。 個人的な感想としてコロナウィルスがここまで流行るとは思っていま …

製薬会社のMRはモテる?

こんばんは。外資系MRのアスカです。 今日は、製薬会社のMRはモテるのかということについて書いていきたいと思います。 製薬会社のMRはモテます。 結論から先に言いますと、製薬会社のMRはもてます。 理 …