
こんばんは。外資系MRのアスカです。
本日は、MR同士の関係性について書いていきたいと思います。
なるべく色々なパターンを書いていきますが、私の私見なので、そこはご了承ください。
目次
どんな関係性が理想ですか。

皆様の中では、他社MRとの関係性はどんな関係が理想的ですか?
もちろん仲の良い関係性が一番ですが、薬剤上の関係性(競合やコプロなど)、人間性としての関係性など色々とあると思います。
MR同士とは言え、人間同士ですから、正直合わない人とは合いません。
逆に、MRという関係を超えて仲良くなれるような人もいますね。
私が記載する中でも色々と例外もあると思いますが、比較的一般的だと思われることについて書きます。
MR同士の関係性には3パターンある。

私の考えでは、MR同士の関係性は3つのパターンに分かれると思ってます。(あくまで私の考え方ですよ)
- 同じ疾患領域で競合他社
- 同じ疾患であるが、競合にはならない他社
- 疾患が違って全く関係のない他社
色んなわけ方があると思いますが、私が仕事をしていて感じるのは、このあたりですね。
それぞれの他社について細かい関係性があります。
同じ疾患領域で競合他社
これは、完全に競合といわれる他社ですね。
競合他社と言われるMRとの関係性は一番悩むところです。
たとえば、初めてそのエリアに配属になった時、一番に気にするのは競合他社ですね。
競合他社の顔を認識していないと、色々と不都合が出てくるときもありますからね。
仲の良い競合他社
これは、一番理想的ですね。
仲の良い競合他社であれば、自然に情報交換ができるので、お互いに色々と助かる状況です。
ただ、この関係性は、お互いに裏で何を考えているか分からないところもあります。
お互いに影響のない範囲内での情報交換であれば、すぐにできますが、お互いの薬の関係してくる話になると注意が必要です。
場合によっては、うまく利用されている場合もあるので、気をつけましょう。
とは言っても、そこまで警戒しすぎる必要はないと思います。
あまり警戒しすぎると次のパターンになってしまいます。
関係性のよくない競合他社
これが一番厄介です。
なぜか分かりませんが、話をしたこともあまりない。
話をしたことはあるが、お互いけん制しあっている。
こうなってくると、溝は一向に埋まりません。
恥ずかしながら、私もこういった関係性の競合他社のMRがいます。
これは、勇気を出して話をしてみるしかありません。
意外と仲良くなれるケースもあります。
まあ、お互い人間なので仲良くなれないわけではないですが、一度距離感ができてしまうと厳しいですね。
そして、そういう人に限って、お互いに変な意識になってしまうので、悪循環です。
勇気をもって、一度話をしてみるのがいいのかもしれませんね。
同じ疾患領域であるが、競合にならない他社
これが一番仲良くなりやすいです。
同じ疾患を担当しているので、アプローチをする医師は同じです。
そうなってくると、先生の情報交換などがスムーズに行えるので、お互いwin-winの関係になれて、仲良くなりやすいです。
薬が競合していなければ、お互いに気をつかうこともないですからね。
このタイプのMRはお互いに害がないので、安心して話ができて雑談も含め色々話ができます。
私も仲が良いMRが多いのは、こういうMRです。
疾患が違って全く関係ない他社
これは、人によっては全く関わりません。
同じ医局にたっていても、他人のフリという感じです。
ここで仲良くなりやすいのは、もう人間性だと思います。
何かがきっかけで少し話し始めて、それから定期的に話をしているうちに仲良くなってというパターンですね。
私の感覚では、ある程度年齢が近いとか、いつも同じ時間に同じ場所にいるとかは仲良くなりやすいパターンだと思いますね。
最近は領域性が増えていて、誰がどの領域かわからない。

これは、医師側でもあると思いますが、もうどのMRがどこの会社のどの領域のMRなのかが、MRとしても分かりません。
会社名は名札をつけているので分かりますが、領域までは分かりません。
いちいち色んなMRに声をかけて、どこの会社の誰かなんて聞きません。
そもそもたまにしか合わない人は変に挨拶してても覚えられなくて、次回あった時、ちょっときまずい感じにもなります。
まあ、この仕事は他社と仲良くする必要はないといえばないですからね。
仕事をより円滑に進めようと思うと、他社と仲良くしておく方が良いときもあります。
「あの先生は、今医局だよ」とか「今日は出張らしいよ」とか
そういう情報が交換できるだけで、無駄な待ち時間が減らせます。
こういう情報交換ができるだけでも、価値はあります。
注意が必要なポイント

MR同士の情報交換で注意点が2点あります。
- 情報はギブ&テイクを意識する。
- 情報を鵜呑みにして信じすぎない。
情報はギブ&テイクを意識する。
これは結構大切です。
たまにいるんですよね。情報をもらうばかりの人。
そういう人は気付いてないかもしれませんが、周りから結構言われてますよ。
なるべく情報はお互いにギブ&テイクを意識してください。
もちろん情報収集能力の差もあるので、5:5は難しいかもしれませんが、アンテナはしっかり張っておくことが大事です。
情報を鵜呑みにしすぎない。
これも大切です。
今どき、嘘をついて他のMRをだますようなMRはいないと思いますが、MRも人間ですしバイアスがかかります。
また、情報源が確かか分かりません。
情報は鵜呑みにせず色々なところから収集した情報を元に最終判断は自分ですることをおススメします。
自分の行動に責任を取れるのは自分しかいませんからね。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
やはりMR同士の関係は仲が良いにこしたことはないです。
ただ、なんとなくぎくしゃくしたような関係性にある人とは、一度話しをしてみるのがいいのかもしれませんね。
また、情報はギブ&テイクを基本に信じすぎないようにしましょう。
お互いにwin-winの関係になれると最高ですね!
MRに関係なく友人になれる人がいてもいいかもしれませんね。
是非、MR同士仲良くしましょう!
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