
こんばんは。外資系MRのアスカです。
本日は、製薬会社というのはホワイト企業なのか。という点について書いていきます。
結構ブラック企業としてのイメージもあるかと思いますので、なるべくフラットに書いていきます。
目次
そもそもホワイト、ブラックの判断基準は?

ブラック企業という言葉は良く聞きますが、そもそもブラック企業ってどういう基準でブラック企業と言われるかご存知ですか?
基本的には、厚生労働省が定めた労働基準法に違反している会社がブラック企業と言われます。
色々とGoogle先生にも聞いてみましたが、基準に関しては、まだまだ曖昧なようですね。
一般的にはいかにあてはまるような会社がブラック企業といわれるようです。
- 労働時間が極端に長い
- 大量の採用とリストラが繰り返されている
- 年間休日が少ない
- 残業代が支給されない
- 昇給しない
- パワハラ・セクハラが常態化している
このあたりの項目を製薬会社にあてはめてみて、製薬会社がブラックかホワイトか考えていきましょう。
労働時間が極端に長い
これは、会社によって多少違いますが、そんなに実感することはないです。
どちらかといえば直行直帰もあるので、フレキシブルなイメージもあります。少なくともウチの会社は、フレキシブルですよ。
ただ、あるとすれば、講演会の前後や、どうしても医師に会わなければならない時は遅くまで仕事をしていることもあります。
MRはみなし残業なので、人によって違うところもありますが、極端に長い会社はほぼないと思います。
大量の採用とリストラが繰り返されている
これもまずないですね。
確かに新薬が発売する時期の少し多めの採用や、逆に新薬の見込みがなく、売り上げの悪い時のリストラはあると思いますが、そんなに繰り返している会社はありません。
むしろ組合があるところは、そんなことできないので、心配ないと思います。
ただ、リストラに関しては、最近色んなところで騒がれてます。
でも、それはあくまで希望退職者募集というカタチで募ってますし、その後の転職等の相談にものってもらえる制度もあるみたいなので、かなり良心的なほうだと思いますよ。
年間休日が少ない
これは、大手はほぼありえません。
休日が減らされていることも聞いたことはありませんし、最近では、積極的に有給を消化するようにと指示が出ています。
有給を取らないと査定にひびくような会社もあるようで、そこはかなりホワイトだと思いますよ。
昔は講演会を休日にやっているところも多かったですが、最近ではむしろ休日の講演会は避ける方向性ですね。
仮にあったとしても、休日出勤手当てが出ますし、色んな事情も考慮されています。
MRって長期休暇も取りやすいので、GWやお盆、年末年始はみんな海外に遊びにいってますよ。
残業代が出ない
これもありえません。みなし残業ですが、基本的に「みなし」なので、毎日営業時間に応じて支給されています。これが日当と呼ばれるやつですね。
むしろ製薬会社は、給料はよいので、ここは心配しなくていいと思います。
参照:製薬会社のMRの年収は?
昇給しない
これは、なんともいえません。
会社によりますが、業績の悪い会社はこういったケースもあります。
大手ではあまりそういう話は聞きませんが、中小クラスの会社では、そういったケースもあるかもしれません。
なので、その会社のパイプラインなども含めて、入社する前にしっかり状況を見ておく必要があります。
パワハラ・セクハラが常態化している
私の知る限りそんな会社はほぼないです。
見えないところでそんなことをしている営業所もあるかもしれませんが、各社とも会社はかなりそういったことに敏感なので、ちゃんとしたホットラインがあると思います。
これも企業研究の段階である程度分かることもあるので、しっかりと調べる必要があります。
製薬会社はホワイト企業なのか?

皆様、いかがでしたでしょうか。
これらの状況を鑑みても製薬会社はホワイト企業だと思います。
世間的にはブラックな印象もありますが、それはどこから来たんですかね?
昔は過剰な接待もあり、確かに体を壊す人もいたようですが、接待なんて数年前からありません。
接待を除けば、むしろかなりホワイト企業なのでは?とも思わされます。
ブラックかホワイトかの判断は明確な基準がないので、基本的には個人の判断になります。
皆様も自分なりの判断基準をもって、会社を選ぶことをおススメします。