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製薬会社の外資系と内資系の違いは?

投稿日:2019年2月24日 更新日:

こんばんは。外資系MRのアスカです。

本日は、外資系と内資系の違いについて書いていきたいと思います。

MRという仕事については、別の記事で書いていますので、そちらをご参照ください。

参照:MRの仕事とは?

そもそもどんな会社があるの?

一概にそうとは言えませんが、外資系はカタカナ表示の会社が多いです。

代表的な会社を書き出してみると、

内資系:武田薬品工業、第一三共、アステラス製薬、エーザイ、大塚製薬、中外製薬、田邊三菱製薬、大日本住友製薬、塩野義製薬、協和発酵キリン

外資系:ファイザー、ノバルティス、GSK、MSD、アストラゼネカ、サノフィ、イーライリリー、ベーリンガー、ブリストルマイヤーズ

他にもありますが、各10個ずつ書き出してみました。

このあたりはほとんど内資系、外資系共に大手ですね。これから各ポイントは、それぞれ共通しているところが多いと思います。

仕事内容はどんな違いがあるのか?

まず、仕事内容に関しては、そこまで違いはありません。

いくつか違いはありますが、社外的な部分と社内的な部分で分けてみます。

社内的な違い

これは、書類関連やコンプライアンス関連がメインになります。

内資系は、昔ながらのシステムを採用しているところも多いため、結構紙ベースの書類が多かったり、提出資料が色々あるので、そのあたりはめんどくさいみたいです。

外資系は、どんどん新しいシステムを採用するので、若干社員が追いつけてないところもありますね。あと、社内資料はかなり減らしてますが、内資系よりコンプライアンスに厳しいので、結構手間がかかる書類もありますね。

あとは、営業所も違いがあります。

外資系は、営業所はかなり減らそうとしてますね。社員がかなり多いところは、各県にありますが、全国でも半分くらいしか営業所がないところがありますし、基本的には直行直帰のところが多いです。

内資系は、割と全国に営業所があります。最近は減らしてるところも多いみたいですが、営業所があると、なかなか直行直帰ばかりではなく、朝は一度会社に行って、仕事が終わったら、一度会社に帰る。というように、昔ながらの雰囲気が残っている会社もあります。

社外的な違い

これは、そんなに多くありませんが、コンプライアンスに繋がるところで、外資系は医師と交わす書類が多いケースがあります。

内資系ではあまりないような書類もあるので、医師側としては、同じ製薬会社なのに、なぜそんなに書類が多いのかと不信に思われる時もあります。

また、外資系はスペシャリティ領域のシステムを引いているところも多いので、誰がどの製品の担当者なのか分からなくなる時もあります。

内資系であれば、窓口となる担当者が一人なので、問題ないのですが、外資系は窓口が違うので、「誰に聞けばいいの?」みたいな質問をされることもあります。

これは珍しいケースですが、やっぱり外資系と内資系の薬が競合した時に、「日本のお金が海外に流れるのも嫌だな」と冗談で言われるときもあります。

もちろん最終的には、薬の効果や安全性を加味した上で選択されますよ!

年収やボーナス、福利厚生は?

やはり気になるのは、ここですよね。

こちらも、以前お金事情や年収事情でも少し触れています。

参照:製薬会社のMRのお金事情

参照:製薬会社のMRの年収は?

今回は、外資系と内資系の違いに焦点をあてて書いていきます。

年収の違い

年収全般でみると、そこまで大きくは変わらないと思います。

というのも年収の構成比として、

内資系は福利厚生が手厚い、外資系はボーナスが多いというような特徴があります。これも会社によるので、一概には言えませんが、だいたいこんな感じです。

ボーナスの違い

ボーナスは、外資系の方が多いと思います。

ただ、外資系は成績による変動幅が大きいので、成績が優秀であればたくさんもらえますし、成績が悪いとボーナスが低くなります。

やはり外資系は実力主義なところもありますからね。

それに比べると内資系は、そこまでボーナスは変動幅はありません。

それを良しとするか、悪しとするかは人によるので、どちらが自分にあっているかで判断してみてください。

福利厚生の違い

福利厚生は、内資系の方がいいと思います。

やはり内資系は日本の会社なので、ここは手厚いです。加えて、MRという仕事は転勤が伴うので、やはり家にかかるお金はなるべく会社が払ってくれるのが理想的ですね。

逆に外資系の会社は、ここはなるべく日本に合わせていますが、内資系ほど良くはありません。

ここに関して聞いたことがあるのは、そもそも本国からすると、家賃補助という感覚があまりないそうです。なので、海外の本社からすると、「なぜ家賃補助が必要なのか」という感覚もあるようです。

もちろん日本に会社を置いてあるので、そこはある程度日本に合わせているようですが、日本の会社ほど手厚くはないようです。

社風の違い

社風の違いは各社でかなり違いますが、外資系は風通しが多いところが多い印象です。

というのも、内資系は国内の会社なので、やはり昔ながらの雰囲気が残っている会社が多いです。

先ほどもあったような、朝晩共に会社に行かないといけないような雰囲気や、その流れで上司の飲み会についていかなければならないような雰囲気など、断りにくい雰囲気が出てるのが、内資系ですね。

もちろん全てとは言いませんが、このあたりは実際に話を良く効きます。

それに対して、外資系はそのあたりはあまり気にしなくていい会社が多いです。

直行直帰が当たり前だったり、飲み会は自由参加だったり、かなり自由な雰囲気はあります。

だからといって外資系がいいわけではなく、外資系は実力主義のところが多いので、リストラやPIPと呼ばれるシステム、日本からの撤退という話もありますので、安定しているのは、内資系という考え方もあります。

新薬開発力の違い

これは、外資系の方が開発力があると言わざるを得ません。

データからみた全世界の製薬会社の状況を見ると以下のようになります。

2017年版製薬会社ランキングです。

引用元:2017年製薬会社世界ランキング

2018年は、多少変わっていると思いますが、見て頂くと一目瞭然ですが、20位以内に入っている国内の製薬企業は武田薬品工業のみです。

これは売上高で並べていますが、注目はどれだけ研究開発費を投入できているかです。

お金をたくさん注いでいるからといって、一概に新薬開発が成功しているとは言えませんが、やはり研究開発費は大切です。

国内No1の武田薬品工業は、約3000億円の研究開発費です。これでも十分凄いことです。

TOP10の製薬企業は外資系ばかりで、研究開発費はほとんどが5000億円以上です。TOPクラスでは1兆円を超えているところもあります。

やはり開発力という意味では、外資系製薬企業の方が有利といわざるをえません。

出世しやすさの違い

これは、会社によって違いますが、やはり実力至上主義という意味では、外資系の方が出世しやすい傾向があると思います。

内資系の製薬会社は、年功序列のケースが多いです。しっかりと実力をつけて、出世していくという意味では、これも大事です。

ただ、これをはがゆく思う人は外資系製薬会社の方が向いているかもしれません。

ただ、1点注意してほしいのが、実力至上主義なので、若くして出世したとしても、常に結果を求められることに注意しなければなりません。

若いうちはいいですが、年齢を重ねるとともに、やはりそれが自分にとって負担になってくるケースもあります。

特に家族ができたりすると、状況が変わってくると、今までどおりには行かないケースがでてきて、社内で一気に評価が下がるケースもあります。

早く出世したい気持ちは分かりますが、それが本当にいいのかどうかは分かりませんよ。

転勤の多さの違い

これは、本当に会社や個人によって違うので、かなりばらつきがあります。

あくまでイメージですが、外資系の方が転勤のスパンは短い傾向にあります。

というのも、先ほど言いましたが、外資系は実力至上主義です。

そうなると、3年も担当している施設でなかなか成績が上がらない人間は、仕事ができていないか、そのエリアと合ってないと考えます。であれば、担当を替えてもっと適正のありそうな人間に変えよう。と考えるのも自然な流れです。

もちろんそれだけでは判断していませんが、そう考えるのは外資系によくある傾向だと思います。

イメージですが、転勤のスパンは

外資系:3~5年

内資系:5~10年

もっと長い人もいますし、もっと短い人もいます。

ここは、社内にいる人でも正確な数字は分かりません。

ただ、このくらい同じエリアを担当していると、周りの人から「そろそろ転勤あるんじゃない?」と根拠のない話をされますね。

では、結局どちらがいいのか?

色々と書いてきましたが、結局はどちらがいいのかということですが、結論はありませんが、どんな人にどちらが向いているのかくらいは分かると思います。

内資系製薬企業と外資系製薬企業の違いについて書いていきました。

  • 仕事内容の違い
  • 年収、ボーナス、福利厚生の違い
  • 社風の違い
  • 新薬開発力の違い
  • 出世しやすさの違い

このあたりが大きな違いになります。

どちらも良し悪しはありますが、私の考える向いている人を書きます。

外資系製薬会社に向いている人

  • 実力主義でどんどんのし上がっていきたい人
  • 福利厚生にはそこまでこだわらない人
  • 堅苦しい社風よりも、風通しの良い環境でやりたい人
  • 新しい薬をどんどん売っていきたい人

内資系製薬会社に向いている人

  • 着実に実力をつけて上がっていきたい人
  • 福利厚生も手厚いほうがいい人
  • 安定感のある会社で働きたい人
  • ある程度名前が知れている会社で働きたい人

あくまで私のイメージなので、人それぞれ印象は違うと思いますが、少しでも就職や転職の参考になればいいなと思います。

やはりいいなと思っている会社があれば、そこの社員に聞いてみるのが一番だと思いますよ!

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