
こんばんは。外資系MRのアスカです。
本日は、製薬会社のMRの将来性について書いていきたいと思います。
MRの皆様、自分の将来考えてますか。
目次
MRの将来性は?

この議論は色々なところでされていますね。
MRの将来性はない。という意見もあるし、オンコロジーやスペシャリティ領域ならこれからもやっていける。という話もあります。
もちろんMRとしての技術を磨いて、淘汰されないように生きて行くというのも一つの選択肢です。
MRという仕事はとても大切だと思っていますし、インターネットの普及で、AIなどが導入されても一定数は残ると思います。
また、先ほどもあったように、希少疾患領域やすぺシャリティをやっていれば、10年くらいは大丈夫かもしれません。
しかし、製薬業界はどんどんと変わり続けています。
今年の4月にも厚生労働省からプロモーションに関する規制がより厳格化されましたし、大手に入ったからといって安心できる時代ではありません。
製薬会社のパイプラインに左右される。
そもそも医薬品の寿命(後発品が出るまでの期間)は約8~10年くらいです。
後発品が出る頃にはかなり薬としても普及しているので、MR自体があまり活躍できるフェーズは終わっているかもしれません。
そのため、4~5年くらいのペースで新薬が発売されるか、適応追加が行われないと、会社としてもMRを雇用し続けることができなくなります。
そのため、最近はどこの会社も希望退職の募集が増えています。
会社の業績が良いときに、希望退職を募る会社も出てきました。
パイプラインがなくなってくると、大手は買収や合併で生き残っています。
その会社の医薬品を見てみると、自社品よりも導入品の方が多いというケースもざらにあります。
社員を守るためにも仕方ない部分ではありますが、MRとしては不安になることもありますよね。
MRという仕事は減少傾向。
MR数は会社にも寄りますが、基本的には減少傾向です。
こちらに各社のMR数の推移のデータがありました。
もちろん定年退職等の影響もあると思いますが、どこの会社も横ばいか減少傾向ですね。
ただ、これが世の中の流れだと思います。
私もMRの数は適正を保つ方が良いと思っています。
多すぎても飽和しますし、少なすぎると仕事の負担が増えるだけでなく、充分な情報提供ができない場合もあります。
どのくらいが適正な人数かは難しいところですが、もっとAIが発達してできることが増えるようなれば、どんどん削減すべきだと思います。
では、現在のMRはどうすればよいのか。

これに関しては、答えはないと思いますし、自分で探し続けるべきだと思います。
恐らくあと数年でMRの減少には拍車がかかると思います。
ただ、ベンチャー企業等もどんどん生まれてくるので、そういった会社で働き続けるのも一つの選択肢です。
希望退職制度のラインとして多い45歳以上の方に関しては、正直かなり厳しい人もいると思います。
ただ、AIやインターネットの発達により、世の中には無限の可能性が広がっています。
今からでも遅くありません。
世の中には色んな仕事があります。
別に転職を勧めるわけではありませんが、いざという時のためにも勉強だけは怠らないほうがよいと思います。
趣味があるのであれば、それを仕事にできる人もいます。
年齢というのは経験だと思うので、その経験を活かして何かをすることもできます。
問題は知っているかいないかだけです。
知っているだけでかなり違うと思いますので、これからでも勉強することをおススメします。
2.30代に関しても、同様です。
2.30代であれば、転職もまだまだ簡単な年齢です。
本当に自分がやりたいことはなんなのか、それは転職しないとできないのか。なども含め一度自分を見つめなおしてみるのもありだと思います。
もちろんMRを極めて、そこからできることもありますので、MRを極めるのもありだと思います。
MRの仕事は、アピールしにくい。
MRの仕事は、なかなか転職には向いてないです。
もちろん製薬業界内であれば、つぶしはききますよ。
ただ、他の業界にいきたい場合は、かなり難しいかもしれません。
そうなると、やはり若さによるポテンシャル採用か、何か他の資格になるようなものをもっていないと厳しいかもしれません。
どこの会社も応募に必要な条件をつけていますからね。
そうなると未経験からでもできることを見つけて、それをステップに本当に自分がやりたいことに転職する必要があります。
そうなると、本当に自分がやりたい仕事に就けるまで3年はかかりますね。
もし、若手MRの方で、社内移動等が使えるのであれば、自分の会社の興味のある部署に移動をお願いするのもありかもしれませんね。
MRだけをやっていてもなかなか自分の資産として残るものがありませんからね。
他の会社にいくと営業マンとしても扱いづらい位置づけになる可能性もありますから。
自分の将来は自分で決めて行く。

これがとても大切なことだと思います。
自分の将来は自分でしか決められません。
先日ニュースで大企業のTOYOTAの社長の豊田さんでさえ、終身雇用は難しいと言っていました。
もう会社に頼って生きる時代は終わっています。
自分の将来は自分で決めていきましょう!
私も何か面白そうな話があれば記事にしていきたいと思います。
乞うご期待!