
こんばんは。外資系MRのアスカです。
本日は、製薬会社のMRであれば誰しもが通る道である転勤についてご紹介します。
転勤って有無を言わさず行かされるイメージありませんか?
目次
転勤を避けることはできるのか?

これは基本的には無理です。
そもそも入社する際に基本的には「全国転勤可」として入社するはずなので、転勤を受け入れないのはルール違反になるといえば、ルール違反になりますよね。
そういう意味では、全国転勤は前提として覚悟しておきましょう。
これは製薬業界未経験や新卒で製薬会社に入社した人によく見られると思いますが、入社するときは覚悟しているつもりなんですよね。
ところが数年経ってくると、家族のこともあったりして、故郷へ帰らないといけないケースも出てきます。
そうなった時にどうしようかと悩む人がいるのもよく聞きます。
恐らくこれは多くの人に当てはまることなのかなとも思います。
なんとか希望勤務地をかなえる方法はないのか?

これは確実なことは言えませんが、自分の希望を叶う可能性を上げる方法はないわけではありません。
また、希望勤務地の競争率の高さによっては、厳しいところもあると思います。
そして、外資系の製薬会社であれば、希望を聞いてもらいやすい環境が整っているはずです。
やり方は以下の3つです。
①結果を出し続ける
②数年間希望を出し続ける
③色々な人にアピールする
ただ、これを全てやっても希望が叶わないケースもあることはご了承ください。
①結果を出し続ける
まあ、当然のことですよね。
特に外資系は実力主義の世界です。その実力主義の中で、結果を出せるというのは、会社にモノを言う権利はあるはずです。
ただ、一度だけ全国1位を取って、その後ずっと成績が低迷していてはだめです。
全国1位はインパクトがありますが、成績を出し続けることの方が重要です。
これができれば、外資系ならば結構わがまま言えると思いますよ。
②数年間希望を出し続ける。
MRって「全国勤務可」が当たり前と思っているので、勤務地希望がある人の方が少ないと思います。
特に若い人は、ざっくり関東とか、関西とか、希望していますがそこまで強い希望ではありません。
その中で、数年間ピンポイントで地域を希望していれば、かなえてくれる可能性は高いと思います。
ただ、どのくらい希望を出し続けるのが正解かは分かりませんが、地域によっては割りと早く叶うかもしれません。
③色々な人にアピールする。
既に行きたい土地が決まっているならこれは結構効果あると思います。
上司だけに伝えていても、上司も人間なので、忘れる可能性もあります。
ところが、色々な人に伝えれていると、誰かが後押ししてくれるケースもありますし、かなり可能性は高いと思います。
実際にピンポイントでいきたい土地があるなら、これは有効だと思います。
事前にしっかり考えておく必要がある。

会社に希望を言うことは自由です。
なんとかしてやろうと思ってくれる人もいるかもしれませんし、全く聞いてくれない人もいるかもしれません。
ただ、希望があるならざっくりとした希望ではなく、明確な希望のほうが叶いやすいと思います。
あと、注意しないといけないのは、出世と勤務地を天秤にかけられる可能性もあります。
もちろん両方叶えられるのが一番ですが、どちらかを優先しなければならなくなったとき、自分ならどうするのか考えておきましょう。
それでも希望がなかなか叶わない時は。

そんな時もあります。
もちろん数年スパンで考える必要はあるので、待てるのであれば待つのも一つですが、本当に実家に帰らないといけないときも出てくるかもしれません。
例としては、親に何かあったとか、子供に何かあったとか、状況はさまざまかもしれませんが、可能性はあります。
そうなったら、転職するしかないと思います。
希望勤務地をかなえる転職としては、3つあると思います。
・勤務地を指定した転職(広域担当も)
・CSOや医療機器メーカーなどで勤務地限定採用
・希望の土地での就職
勤務地を限定して、転職ができる製薬会社があればいいですが、そう簡単にはいきません。
そうなると、CSOなどに転職して勤務地限定採用か、最初だけ勤務地を指定するかのどちらかが濃厚かもしれません。また、医療機器メーカーであれば、比較的希望勤務地が叶うという話も聞きます。
それ以外だと、希望の土地で別の仕事を探す必要も出てくるかもしれません。
今の会社のまま希望の勤務地に移動できるのが一番いいかもしれませんが、簡単に希望が叶うものではありません。
誰かが異動して、自分が希望している勤務地が空いたとしても、自分が優先されるかどうかは分かりません。
本当に強い希望があるのであれば、方法は色々とあります。
ただ、その分何かを犠牲にする必要もあるかもしれません。そこは、しっかり考え抜いた上での行動をおススメします。
自分の人生は一度きりで、誰かに決められるものではないですから。