MR関連 医療業界

製薬会社のMRの情報提供ガイドラインとお弁当

投稿日:2019年6月12日 更新日:

こんばんは。外資系MRのアスカです。

本日は、最近のMR業界とは切っても切れない問題である情報提供ガイドラインと説明会のお弁当問題について書いていきたいと思います。

今年からさらに厳しくなってますが、影響はいかがでしょうか。

情報提供ガイドラインにおける現場の変化

そもそも情報提供ガイドラインとは何かということですが、簡単に言うと、MRの仕事をより厳しく制限し、適切な情報提供をするための指針のようなものです。

MRという仕事は生命関連製品である薬を扱います。そのため、元々適切な情報提供のためのプロモーションコードと呼ばれる指針がありました。

昔は接待なども横行していた業界なので、医師が処方する薬がそういった情報提供以外の要素に左右されることがないようにする必要があるため、そういった指針が出されています。

ところがここ数年で各社色々なプロモーション違反等の問題を起こしています。

また、厚生労働省が行った調査で、MRのプロモーション活動における違反行為が非常に多く認められました。

そういった背景もあり、今回情報提供ガイドラインが制定されました。

それによる現場の変化としては、自分の情報提供の一言一句に気をつけるようになっていると思います。

かなりルール上厳しくなっているので、他社製剤に関する文言や、未承認情報に関する情報など、業務上よく聞かれるようなことでも、MRの口からは発言できないようなこともかなり多くなりました。

正直な話、医師やメディカルスタッフ側としても、わずらわしく感じている人も多くいらっしゃると思います。

10月からはモニター活動も開始



10月からは、医師や薬剤師などがMRの違反を見つけた場合、厚生労働省に報告できる制度になるようです。

このモニター活動は、今までは、厚生労働省が指定した人のみが関わっていたそうですが、10月からは誰でも報告できるようです。

そうなると、誰がモニターをやっているかもわからないので、本当にびくびくしながら情報提供を行うことにもなりそうですね。

まあ、ガイドライン内でしっかりした情報提供を行っていれば、そこまで問題になることではないので、大丈夫かとは思いますが、全てのガイドラインを完璧に遵守できているMRもなかなかいない気がするので、そこは自分の身は自分で守っていく必要はありますよね。

まだ、本格的なモニター活動は始まっていないので、今のうちに改めて勉強しておく必要がありそうです。

私ももう少しちゃんと勉強して、改めて記事にしていきますね。

説明会のお弁当提供問題

これは、なかなかシビアな問題だと思いますが、MRにとっては、普段の活動でかなり頻度高くでてくる問題になります。

通常のルールでは、食事時間帯の説明会において弁当の提供が認められており、その説明会の部屋の中でその時間内に食べてもらう必要があります。

そのため、説明会中に弁当を食べてもらう必要があり、その部屋の外へ持って出ることは禁止です。

余ったお弁当はMRが持って帰って処分する必要があります。

まあ、当然といえば当然の話なので、これは仕方ないところではありますが、実際の現場では色々な事象が横行しています。

説明会中はお弁当に手をつけず医局へもって帰ったり、あまっている弁当を持って帰ったり、お弁当自体をそもそも医局へ持っていって、説明会自体は別の場所で実施するなど、本当に色々なパターンがあります。

今ではかなり是正されていると思いますが、正直な話MRはかなり立場が弱いです。

医師に強く言われると断れないこともあります。

ただ、これからは、ここも変えていく必要がでてきそうです。

断る勇気を持つ。



これからは、仮に医師からお弁当の持ち帰りについて依頼されたとしても、うまく断る必要があります。

なるべく医師の機嫌を損ねないように、うまい言い回しでやんわりと断る必要があります。

強く言われたとしても、それによって何か不具合をこうむるとしても、ルールはルールなので、守らなければなりません。

これからは、多くの施設で、1社だけでなく何社かで相談して、説明会のお弁当の取り扱いについて、診療科の部長などに相談しに行く必要があると思います。

数社でいけば、理解も得られやすくなりますし、被害も抑えられるはずです。

医師側に理解してもらうためには、少し時間がかかると思いますので、全国で徐々に浸透していくと思います。

違反に関しては、メーカーにも医師にも報告される可能性がある。



これが結構考えさせられる話です。

全国的に拡がっている話として、お弁当の持ち帰りに関しては、メーカー同士の指しあいもあります。

確かに自分はルールを守っているのに、他社がルールを破っていたら、差ができてしまうので、さしてしまう気持ちも分かります。

これは以前からもありましたが、今後はメーカー同士もしっかりコミュニケーションとっていく必要がありますよね。

個人的恐れていることは、今後は医師による告発です。

これは結構困ります。

もちろん「お弁当もって帰っていいですか?」と言われたら、断れます。

ただ、場合によっては、MRが知らない間に持って帰るパターンです。

人数が多い説明会など、場合によっては、MRの目が行き届かない場合もあります。

また、私が聞いた噂では、後から遅れてきた若手医師が「勉強会参加できなかったのですが、お弁当もらってもいいですか?」と言われて「いいですよ」と言ったら、その医師が実はモニターで、報告されてしまったMRもいるそうです。

明らかな違反は、MR側としても断る勇気を持つことで未然に防ぐことができますが、悪意を持ってやられると、正直たまりません。

誰がモニターかわからない状態で、医師を疑ってしまい、疑心暗鬼にもなりますし、説明会自体をやらなくなる可能性すら出てきます。

今後の動きが気になるところですが、私も色々気をつけていきたいと思います。

未だにわかってないことも多い。



これが現場では騒がれていると思います。

どこまでがOKで、どこからがアウトなのか。

そのあたりが上手くわかっていないMRも多いので、10月までに向けて会社としてもう少し教育していく必要があると思いますし、私の予想では10月になってもよく分かっていないMRも多いと思います。

それだけ大きな変化ということです。

明らかにだめだと分かっている部分に関しては、ガイドラインを盾にして毅然とした態度を取ることもできますが、微妙なラインの話は実際に具体例がないと分かりにくいです。

もう少し分かってきた段階で新たに色々と変化が起きてくると思うので、変化に乗り遅れないようにしていきたいと思います。

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