
こんばんは。外資系MRのアスカです。
久々の更新です。最近ちょっとバタバタしておりまして、少し落ち着いたので、書いていきたいと思います。
本日は、地方で働くことのメリットについて紹介します。
目次
製薬会社のMRは地方のほうが活躍できる!!

製薬会社のMRで数年やっている方は、この感覚に同意いただけるのではないかと思います。
もちろん都内で仕事をされていらっしゃる方も多いと思うので、それをディスっているわけではありません。
都内で働いているのはステータスだと思いますし、会社から認められている証拠です。
ただ、都内は色んな意味で、厳しいところも多いので、MRが関われるところは少ない印象があります。
都内は訪問規制が厳しい。

これは都内だけというわけではありませんが、やはり日本の真ん中なので、東京都全体で見ると、かなり訪問規制が厳しいところも多いと聞きます。
もちろん地方でも訪問規制が厳しいところは増えています。
MRは担当エリアに何件か施設があるので、その施設の中で訪問規制が厳しいところもあれば、訪問規制が緩い施設もあります。
訪問規制が厳しいと、完全アポイントや夕方まで病院に入れないところもあります。
そうなると、内勤しかすることないんですよね。
もちろんこれからの時代、MRという仕事はだらだら医局前で待つのではなく、アポイントベースで、効率的に仕事をしてゆく仕事に変わってくると思います。
逆に考えれば、そういった最先端の働き方という意味ではとてもよい環境にあります。
とは言え、全国的にはまだまだそういった働き方はしていないので、地方の方が医師とのコンタクト数は多いと思われます。
都内はMR力が発揮しにくい。
これからの時代、MRの働き方は変わってきます。
ただ、今はまだ地方においては、医師の治療方針の決定にMRが関わっている部分が多いと思います。
もちろん基本はガイドラインなどの標準治療と呼ばれる治療を行います。
ただ、ガイドラインの中ではいくつかの選択肢の中から医師の判断で一つを選ぶような項目もあります。
ここでMRの活躍の場です。
もちろん患者さんの条件によっては、使える選択肢が限定されることもあります。
ただ、色々な条件を加味した上で、どちらの選択肢でもいいこともあります。
そこでは、医師の好みが出ます。
もちろん経験から処方をする医師もいますし、使い慣れているほうを使う医師もいます。
そうなると、MRが関われるポイントです。
普段からよく顔を見せて、情報提供してくれるMRの薬を使ってあげたくなりますよね。
もちろんエビデンスのある治療を使用する前提で、あとはMRの力量が出るところです。
こういうときに、都内の施設だと、本院の意向や色々な臨床試験の絡みなどが複雑に関わります。
医師もいろいろなしがらみの中で働いていますから、そこも大変だと思います。
ところが、地方であれば、かなり医師の裁量権があるので、MRが上手く関わることで、MR力を発揮することができます。
都内は優秀なMRが多く、本社が関わってくる施設が多い。

これは冒頭にも少し紹介しましたが、都内で仕事をしている人は各社優秀な人が多い印象です。
というのも、東京を希望する人は多いです。
そういう場合は、地方に配属されたあと、頑張って仕事して結果を出して、自分の希望をかなえてもらうケースもあります。
そうなると、必然的に優秀な人が集まってきます。
また、都内は各社本社の色々な部署が関わっている施設も多いので、そういう意味では、そちらの影響が大きくなっている施設もあります。
都内のメリットもある。

ここまで、都内をディスってきた感がありますが、都内のメリットもありますよ!
色々な部署との関わりが増えるので、社内の色々な事情や状況が理解できます。
同僚もかなり多くなるので、絡む人は増えますし、飲み会も増えるので、社交性のある人にとってはかなり楽しい環境だと思います。
都内は多くの大学が乱立しているので、色々な関係性が分かって、とても勉強になります。
他にもありますが、やはり東京は日本の中心なので、楽しいと思いますよ!
都内を希望していたが、地方配属になった人へ
都内を希望していたが、地方配属になった方もいらっしゃると思います。
それは、全然いいと思います。
MRやっている限りは、転勤は絶対あることだし、都内にいける人の方が少ないです。
地方に配属されたからといって腐らずに、しっかり働いて結果を出していれば、結構思い通りになることもあります。
個人的には、地方も経験するべきだと思いますし、都内も経験して、色々な経験をするのが、今後の自分の出世などにも関係してくると思いますので、全ては経験だと割り切って働きましょう!