こんばんわ。
外資系MRのアスカです。
本日も製薬業界ニュースやっていきます。
1、第25回MR認定試験 合格率は75.9% 6.1ポイント上昇
2、ノバルティス CAR-T細胞製造技術を移転
1、第25回MR認定試験 合格率は75.9% 6.1ポイント上昇
今年もこの季節がやってきましたね。
毎年行われているMR認定試験!
今年は2539人(新規:2018人、再受験:521人)の方が受けて、1927人(新規:1694人、再受験:233人)の方が合格したそうです。
新規受験の合格率が83.9%(3.8%増)、再受験の合格数が44.7%(7.1%増)でした。
去年の合格率が過去最低で、69.8%だったそうで、ここ5年は75%未満がずっと続いていたそうですね。
今回からテキストも新しくなっていたそうで、過去問があまり使えなかったとか、、
いや、恐らく受験された方は、発表までドキドキしていたでしょう!
私も受けましたが、かなりドキドキしていました!
無事に合格された皆さん、おめでとうございます!
不合格の方は、また来年がんばりましょう!
今回の結果を見て改めて思ったのですが、再受験の方の合格率ってあまり高くないんですね。
再受験も何回目とかまで分けるともっと傾向が見えてくると思いますが、そこまではしないでしょうね。
何はともあれ、今年も無事に終わってよかったです!
2、ノバルティス、CAR-T細胞製造技術を移転
ノバルティスが、神戸医療産業都市推進機構(FBRI)にキメラ抗体受容体T細胞医療であるCTL019の製造を技術移転した。
FBRIの理事長は、あの有名な本庶先生です。
基本的には、治験用の試薬の製造をするらしいですね。
CTL019は、日本で2018年の4月に承認申請されているそうです。
スムーズにいけば、承認申請から承認取得までは、約1年なので、そろそろ承認されそうですね。
適応は、
・小児を含む25歳以下のCD19陽性再発または難治性のB細胞性リンパ芽球性白血病
・成人のCD19陽性再発または難治性のびらん性大細胞型C細胞リンパ腫
です。
CAR-T細胞医療は、患者さん本人のT細胞を取り出して、それを遺伝子組み換えし、がん細胞を攻撃できるようにした後に体に戻すことで、治療する方法です。
いや、これも画期的な方法ですよね。
昔からあった免疫療法に近いと思いますが、ちゃんとした試験で結果が得られておらず、なかなか承認されなかったイメージがあります。
ちょっとCAR-T療法に関しては、調べて記事にしますね。
でも、効果はかなり高そうなので、期待はできますね。
治療の選択肢が増えることで、治る患者さんが増えてほしいものです。
また、詳細書きますね!