こんばんわ。
外資系MRのアスカです。
本日も製薬業界ニュースやっていきます。
1、武田薬品、本社移転?
2、製薬業界のビジョン策定
3、EMA、アムステルダム移転
1、武田薬品、本社移転?
皆さま、ご存知の国内No1製薬会社の武田薬品工業の本社が売却されるようです。
武田薬品工業の本社は大阪にありますね。
武田薬品は、本社ビル(武田御堂筋ビル)を含む21個の不動産を売却するするそうです。
ただ、本社ビルに関しては、20年間の長期に渡る賃貸契約を結ぶそうです。
なーんだ。結局今のままってことね。でも、なんで、自社ビルから賃貸にしちゃったの?
どうやらこの取引によって武田薬品工業には、380億円の利益が出るそうで、それを3月の決算期に計上するそうです。
シャイアー買収後の純利子負債が5兆円に膨らむ中で、かなり削減が行われているそうです。
今後も1兆円ほどの不動産売却を検討しているようです。
いやー、武田薬品工業さんも思い切ったことしますね。
まあ、これでとりあえず少し利益出るので、一時しのぎにはなるかもしれませんが、今後を考えるとどうなんですかね?
確かに賃貸でビルを借りてる製薬会社も聞いたことはありますが、やっぱりちょっと苦しいのかなとも思います。
シャイアー買収で、今後どうなるか分からないので、是非国内を引っ張っていってほしいところですね!
個人的にも期待しております。
2、製薬業界のビジョン策定
今、世間でもインターネットを通じたさまざま変化が言われておりますが、製薬業界も変革が起こっております。
今後は、医療ICTの進展やこれに伴う地域医療システムの見通し、新たな時代への適応をしていく必要がある。
政府の推し進めるSociety5.0は、医療ICTやビッグデータの活用で、地域医療を一変させる力を秘めている。
極端に言えば、AIが診断して、ロボットが手術し、処方薬はドローンが届ける。
すごい世の中ですね。
レセプトのデータを用いて、ビッグデータを解析し、データを用いて処方動向を解析し、色々な課題や改善ポイントを抽出し、このデータをさらに地域医療に活かすことで、大きな変革を起こす可能性を秘めている。
どうやら将来的には、AIやビッグデータを解析し、治癒を可能にするような革新的新薬の創出を目指すことも視野に入れているみたいです。
いやー、これはすごいことですね。
本当に実現するならば、色んな職種が消えていきますね。
将来は、病気になったら、ロボットに全て任せている時代も来るのかもしれませんね。
私は、医療に携わっている身からすると、そんな時代はまだまだ先だと思いますけどね。
特に営業マンなので、やっぱり人と人の関わり方の重要性はあるなと感じてますね。
どうなるか分かりませんが、色んな情報を取り入れながら、時代を先読みできるようにしたいと思っています。
3、EMA、アムステルダム移転
EMA(欧州医薬品庁)は、イギリスのEU離脱に伴う移転を発表しました。
イギリスのロンドンから、オランダのアムステルダムへ移転する。
この移転に伴い、従業員の25%が離職した。
新入居するビルは、2019年11月に竣工されるため、一時的に別のビルに仮住まいする。
イギリスのEU離脱がこんなところにも波紋を及ぼしているんですね。
まあ、当然といえば、当然ですよね。
25%の人が離職って結構ですよね。イギリスに残ることを決めたからそうなったんでしょうが、これも仕方ないですよね。
他にもこういったことがたくさん起こっていそうですね。
日本にいたら気付かないようなことも世界では常に起こっている。
やはりアンテナはしっかり張って、日々、色んな情報を仕入れることはとても重要ですね。
以上、本日のニュースでした。