こんばんわ。
外資系MRのアスカです。
本日も製薬業界ニュースやっていきます。
1、製薬企業コールセンター 薬剤師意識調査
2、ジェネリック医薬品 「ポスト80%時代へ」
3、厚労省 オンライン診療指針の見直しに着手
1、製薬企業コールセンター 薬剤師意識調査
調査では、薬剤師の95.8%が製薬企業のコールセンターを年1回以上利用しているとの結果。
「1回~5回」が49.2%と、最も多く、次いで「5回~10回」が21.5%となった。
今回の調査対象には、保険薬局も病院勤務の薬剤師も含まれていた。
特に病院勤務の薬剤師はの20%程度が20回以上も利用しており、頻度が多いことが明らかとなった。
コメント欄には、「MRを見る頻度が減少している」「MRよりも信頼性が高い」といった回答も見受けられた。
いや、これはMRにとっては、ちょっと向かい風ですね。
特に最後のコメント欄が、、、
確かにタイムリーに、信頼性の高い情報がほしい時には、コールセンターのほうがいいかもしれませんね。でも、個人的には内容によると思います。
基本的には、コールセンターで応えられる内容は、会社の出している資材の内容が全てで、それ以上のことには応えられません。
パッと調べたが出てこない、急いでいるという時には、コールセンターのほうが良いと思いますが、かなりニッチな情報やエリア周辺の情報などは、MRの方が詳しいケースが多いので、うまく活用してもらえたらと思います。
こちらから顔を出していないところは問題ですが、電話をもらえればすぐに対応してくれるMRも多いと思いますので、気軽に電話してもらえる環境づくりが大事ですね。
2、ジェネリック医薬品 「ポスト80%時代へ」
2020年には、政府としてもジェネリック医薬品は80%の達成を見込んでいる。
沢井製薬社長で、日本ジェネリック製薬協会会長の澤井光郎さんから、
「毎年薬価改定で、影響を受けるのは、GEだと思う。売り方を変えていかなければ、先を見通せなくなる時代が来る」
とのこと。
これは、まさにそうだと思いますね。
数年前からこの取り組みで、かなりGE医薬品が浸透してきたイメージがありますが、我々のイメージとしてもGE医薬品担当のMRさんって広域を担当されているので、なかなか各施設をフォローしきれていないイメージがあります。
ここに関しては、結局先発品を持っている会社に連絡がくることも多いと思いますね。
加えて、最近では、抗体医薬品等も増えてきたので、今までの薬の製造の仕方とは変わってくると思いますし、AG(オーソライズドジェネリック)医薬品も増えてきたので、後発品の会社もうかうかしていられない時代ですね。
このあたりも2020年に向けていろいろと動きが出てくると思われます。
3、厚労省 オンライン診療指針の見直しに着手
2018年4月の診療報酬改定では、オンライン診療料を新設した。
今回はその適切な実施に関する指針の議論が行われた。
初診時の対面診療の除外規定や過去処方した医薬品の再処方も見直しの項目として上がっている。
技術の発展やエビデンスの集積状況に応じて、ガイドラインを毎年更新していきたいとのこと。医療の質向上、アクセシビリティの確保、治療効果の最大化と実現できるよう、指針を明確化する考え。
皆様、オンライン診療ってご存知でしたか?
私もなんとなくは聞いてましたが、もう実現されているんですね。
まだ、色々と改善点はあるようですが、これがどんどん進んでいけばかなり良くなる気がしますね。
今後ウェアラブルデバイスやIoTが進んでいけば、本当にスマホやPCで受診する日も来るかもしれませんね。
いやー、それまではまだ遠そうですが、個人的には凄く楽しみです!
オンライン診療に関しては、個人的に調べて記事にしてみます。
乞うご期待!