こんばんわ。
外資系MRのアスカです。
本日も製薬業界ニュースやっていきます。
1、大阪府、健康イベント参加で、ポイント付与
2、KMバイオロジクスとアステラス、契約満了
3、公取委、日本ケミファとコーアイセイに立入検査
1、大阪府、健康イベント参加でポイント付与
大阪府が、専用のスマートフォンアプリを通じて、ウォーキングや特定健診などの活動実績に関してポイント付与し、それが電子マネーなどに交換できる健康づくり事業を始めたそうです。
ポイント付与などのインセンティブを与えることで、もっと府民に健康への意識を高めていこうという動きですね。
イオンモール、イオンリテール、オムロンヘルスケア、サンスター、総合メディカル、ドコモ・ヘルスケア、NTTドコモが協力するようです。
専用スマートフォンアプリは、「アイスマイル」というらしいです。
将来的には、医療費の通知やジェネリック医薬品差額通知も行うようですね。
これ結構すごいですね。
他の自治体がどうするか、今後どう展開していくか気になるところですが、個人的には、IoTにもかなり注目しているので、そういった観点からもこれが進んでくればいいと思います。
最近はポイント還元からの電子マネーへ、といった動きも進んでますし、IoTとうまく連携させることで、いろんなことが管理できるようになるのでは、とも思います。
話がずれますが、もっと電子マネー等での支払いがすすめば、損するケースも減ると思いますし、今ある制度をうまく活用できる人も増えてくるのでは?
本当に今ある有用な制度は知っている人しか利用できないようなシステムが多いです。
もっと多くの人が利用できる仕組みづくりが大事だと思いますね。
ということでした。
2、KMバイオロジクスとアステラス、契約満了
KMバイオロジクスという会社が製造販売し、アステラスが情報提供・収集を行なっていたヒト用ワクチン9品目と、血漿分画剤7品目の計16品目の販売提携契約が7月末で満了します。
契約の更新はないそうなので、ヒト用ワクチンはMeiji Seika ファルマが、血漿分画剤は日本血液製剤機構が情報提供や・収集を行うようです。
KMバイオロジクスの前身は化血研ですね。
1980年から38年間ずっと続いてきた契約を更新しなかった理由は、非公開となっておりますが、アステラスにも何か考えがあるんでしょうね。
今回のワクチンにはインフルエンザウイルスのワクチン等も含まれていたようですが、日本では、他のワクチンの開発も進んでいるようですので、今後に注目といったところでしょうか。
乞うご期待ですね。
3、公取委、日本ケミファとコーアイセイに立ち入り検査
独占禁止法の疑いだそうです。
発売前に医薬品卸に提示する仕切価を談合した疑いとのことです。
日本ケミファがコーアイセイに生産を委託していた製品らしいですが、生産体制がうまく整わず、今年4月に薬価削除される。
どちらも立入検査の結果と真摯に受け入れるとコメントしている。
いや、これ何やってんすか。
本当に勘弁してほしいですね。
まあ、でも全国的にも色々なところで色々なことが行われているんでしょうね。
もっとそれぞれが、それぞれの仕事に真摯に取り組むために余計なことは排除しないといけないですよね。
世の中がもっと良くなるように祈ります。
それでは、また明日。