こんばんわ。
外資系MRのアスカです。
本日はサンバイオ製薬ってどんな会社?
1、サンバイオ製薬とは。
2、サンバイオ製薬のパイプラインは。
3、サンバイオ製薬について総括
1、サンバイオ製薬とは。
2001年にアメリカのシリコンバレーで創業。再生細胞薬の開発に取り組んできた会社です。
2014年に初めて慢性期脳梗塞において、フェーズ1・2aの治験で有効性を安全性が確認されました。
同年に、日本でも改正薬事法と再生医療新法が施行され、承認可能な環境が整いました。
そして、2015年に東京証券取引所マザーズ市場に上場を果たしました。
サンバイオ株式会社の代表取締役社長は森敬太という方です。
9名の執行役員がおられて、それぞれがMBAホルダーや元大手製薬会社の開発のTOPなど、そうそうなるメンバーばかりですね。
2018年現在では、従業員数32名でやっているそうです。
2、サンバイオ製薬のパイプラインは。
サンバイオ製薬は、再生医療に力を入れていて、脳梗塞、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、網膜色素変性、パーキンソン病、脊髄損傷およびアルツハイマー病等、既存の医薬品では対処できない中枢神経領域の疾患を対象としております。
開発品目としては、SB623、SB618、SB308の3つで、
SB623:脳梗塞、外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、網膜色素編成、パーキンソン病、脊髄損傷、アルツハイマー病
SB618:末梢神経障害等
SB308:筋ジストロフィー等
です。
SB623に関しては、米国、カナダにおいて、慢性期脳梗塞で大日本住友製薬株式会社と提携しているようですね。
このSB623に関しては、日本でも条件、期限付き早期承認制度を活用する方針らしく、2019年中か2020年には、承認される見込みらしいです。
このSB623というのは、健康な成人の骨髄液から取り出した他家由来の間葉系幹細胞を加工・培養した再生細胞薬。損傷した部位に投与すると、神経細胞の再生を促し、失われた機能を回復させるとのこと。
実際に運動機能が改善された人の映像らしきものも見つかりました。
P2の試験が発表されて、サンバイオの株価は急上昇。時価総額は3000億円を超えました。
現在、国内での販売に向けて急ピッチで動いているらしいです。
これが実際に出てくるとすごい話ですね。
本当に必要とされる薬だと思います。
特に失われた運動機能が回復する可能性を与えてくれるという意味では、本当に画期的です。
安全性をきっちりと確認した上で、上市して患者さんに届くことを祈ります。
3、サンバイオ製薬についての総括
再生医療に関連した再生細胞薬を開発しているバイオベンチャーですね。
今後も注目度の高い会社ですね。
株価も去年の9月くらいから4倍くらいになってます。
是非ともうまくいってほしいですね。
今後も注目していきたいと思います。