こんばんわ。
外資系MRのアスカです。
今日は、仕事関連の話題ということで、我々MRのお弁当の提供について記載しますね。
1、お弁当提供とは。
2、お弁当はどのように使われるか。
3、今後、どのようになっていくのか。
1、お弁当提供とは。
同業の方はお分かりだと思いますので、そうでない方向けに書かせてもらいます。
お弁当提供というのは、我々MRが説明会や勉強会を開催する時に、医師や薬剤師、看護師の方に提供させていただく食事のことです。
皆様も、何かしらの会に出席した際に、お弁当や軽食やお茶が配布されていたなどの経験があるのではないでしょうか。
基本的にはそんな感じです。
我々の説明会は食事の時間帯(お昼や夕方〜夜にかけて)に実施させていただく場合も多いので、そういった場合には、出席者のみにお弁当を提供できるというルールがあります。
我々の業界では、一般的な行われているパターンだと思います。
昨日も書きましたが、医療関係者はかなり忙しいので、我々としても出席してもらうのであればお弁当くらいは出してもいいのではないか。という想いもありますね。
ただ、最近はこの弁当の提供が処方誘引をしているのでは、ないかという疑いから見直しが考えられています。
詳しくは、次で書いていきます。
2、お弁当はどのように使われているか。
説明会で、医療関係者の方に話を聞きながら食べてもらうためです。
特に深い意味はありません。
それで、処方促進を狙うとか、ひいきにしてもらうとか、できるわけありません。
というか、そんな医療関係者だったら、私はそんな病院にはいきたくありません。
我々も人間なので、いつかは病気になります。
お弁当はあくまで参加していただく方には、お昼ご飯として、又は、晩御飯として食べていただきます。
おかしな使い方をしているメーカーはないと思います。
むしろそんなことをするよりも、説明会の方に力を入れていると思います。
説明会の時間というのは、我々にとっても貴重な時間です。
本当に真剣な医療関係者は、本当に真剣に聞いてくれます。
我々は自社製品に関しては、プロフェッショナルです。
そこだけは自信を持ってますし、それだから説明会の時間で効果と安全性をしっかりと伝えようとしています。
とはいえ、もちろん説明会のお弁当も我々の重要なアイテムではあります。
適当に選ぶのでなく、予算内で評判の高いお弁当屋さんをチョイスするようにはしています。
せっかくなら皆さんもおいしいお弁当が食べたいでしょう。
3、今後、どのようになっていくのか。
今は、製薬業界は本当に厳しい局面を迎えています。
コンプライアンスがかなり厳しくなっています。
生命関連製品を扱っているのが一番大きな要因かと思いますが、営業はどんどんとルールがきつくなってできることが減っています。
ルールの中で、各MRが工夫して、自社製品を安全に患者さんに使っていただけるように努力しています。
お弁当もいつ提供禁止になるか分かりません。
仮にお弁当の提供が禁止になったとしても、生き残るMRは生き残ると思いますし、そうでなければ転職等も進んでいくかもしれません。
ただ、私としては、MRというのは、今後も必要な職業だと思っています。
数は減っていくかもしれませんが、なくなりはしないと思います。
私も埋もれてしまわないように、より実力を磨いていく必要があるな。と感じるこの頃でした。