こんばんわ。
外資系MRのアスカです。
なんかブログ始めてからあんまり仕事について書いてないですね。
今日は、仕事の中でもプレゼンについて書いていきたいと思います。
プレゼンといっても業界的には説明会や勉強会というものが多いので、そこに絞っていきたいと思います。
1、プレゼンで意識していること
2、準備9割、本番1割
3、適度な緊張感は大事
1、プレゼンで意識していること
プレゼンはどんな業界でもあると思いますし、どんな人でも人生で1回はやったことあるんじゃないでしょうか。
私は、製薬業界に所属しておりますので、基本的に医師、薬剤師、看護師の方にプレゼンテーションする機会が多いです。
我々の業界でよく言われることは、その道のプロ集団相手に営業をする人間がMRです。
他にもそういう業界はあると思いますが、大きな違いとして場合によっては、死に直結する可能性もあるというのがあると思います。
ですので、基本的には、正確な情報しか伝えない。ということが大前提となります。
もちろん人間なので、間違ってしまう時やわからない時もありすが、その場合は必ず後日早急に訂正 、解答をいたします。
それを前提に私がプレゼンの中で意識していることは以下の点です。
・自分の言葉で説明する。
・わかりやすい例えなどを使う。
・スライドに書いてあるポイントに加えて、補足情報をつける。
・相手の反応を見ながらプレゼンをしていく。
・場合によっては、こちらから質問を投げ掛ける。
あたりですかね。
プレゼンの極意的なことは、色んな場所で言われていると思いますので、省きます。
その上で私が意識していることを書きました。
・自分の言葉で説明する。
→これは業界によっては、当然だと思いますが、我々の業界では、基本的に会社が用意したものでしかプレゼンができません。プレゼンの内容もある程度指定されたものが本社からおりてきます。
製薬業界はコンプライアンスが厳しいので、これは仕方ないことなのです。
ただ、私としては、会社から指定されたポイントを踏まえつつ、語尾や言い回しは自分のやりやすいようにしています。
場合によっては暗記するような方もいらっしゃいますが、暗記があまり得意でないことと自分の言葉で話した方が言葉に熱が入るので、伝わりやすいと思ってます。
・わかりやすい例えを使う。
→これも既にやっている人は多いかもしれませんね。業界的にどうして専門的な言葉も多いので、なるべくスッと入ってくるような例え話をするようにしています。
・スライドに補足情報をつける。
→スライドはやはり必要最低限の情報が書いてあるだけなので、そこに書いてある情報を読んでいるだけでは、我々がいないのと一緒だと思います。
こちらが事前に集めた情報の中から、事前にこれも伝えておいた方が良いという情報を一緒に伝えるようにしてます。
・相手の反応を見ながらプレゼンしていく。
→これもウチの業界に特徴的かもしれませんが、説明会というのは、基本的に毎週決まった時間に実施されています。ですので、聴く側からすると耳にタコ状態です。加えて医療関係者は、かなりの激務です。本当に疲れている方を多く見かけます。
そんな中で淡々と説明会をされると誰でも眠たくなってしまいますよね。そういった意味で、相手の反応を見ながら、「ここからが最もお伝えしたいポイントです」など、相手の興味を引くような言い回しを意識しています。
・場合によってこちらから質問を投げかける。
→これも意識してますね。あまりに一方的な内容だと、あちらも飽きてしまうので、一気に説明してしまうよりも、キリのいいところで一度切って、「ここまで〇〇についてでしたが、こういった点についてはいかがお考えでしょうか」みたいな感じですかね。反応がないのを前提にしておけば、ちょっと間をあけてすぐ次にうつれます。
色んな人が色んなやり方でプレゼンをやってると思うので、色々な意見を聞いてみたいところですね。
2、準備9割、本番1割
これは、会社に入社した時に色々な人に言われました。
何でもそうだと思いますが、準備が全てです。
事前に色んなことを想定しておくことで、基本的には、どんなことでも対応できるようになります。
「このくらいでいいかな」ではなく、「こういうこともあるかもしれないので、もうちょっと調べておこう」という意識が大事だと思います。
前者の人に比べれば、格段に後者の人が1年後には伸びているはずです。
準備さえ整えてしまえば、自分にも自信が生まれるので、さらなる良い循環が生まれます。
そういった意味でも、このポイントも意識してもらえると変わってくると思います。
3、適度な緊張感は大事
これもあると思います。
私も経験がありますが、緊張している時と緊張していない時では、緊張している時の方が上手くできています。
人によっては、緊張するのは準備が足りてないからだ、という人もいますが、私は、そうは思いませんし、緊張しないように準備するといってもどうしていいかわかりません。
それなら、緊張しても上手にプレゼンできるようにしたらいいと思います。
適度な緊張感は不思議と自分を高揚させてくれますし、意外と周りが見えているので、聴衆の顔を見やすくなります。
もちろん緊張しすぎないように準備や練習をするのは、大事ですが、これも習慣化することで短い時間でできるようになるので、是非、やってみてください。
こんな感じで、プレゼンについて語ってきましたが、あくまで私の考え方です。
私よりプレゼンがもっと上手い方もいらっしゃいますし、もっと上手く説明される方もいらっしゃると思います。
ただ、私としては、そういった方は、もっと発信したらいいと思いますし、そうでない方やプレゼンに自信のない方にとって少しでもヒントになることがあったらいいな、という思いで書いてます。
私も入社してそれなりに年数が経過したので、こんなこと言ってますが、昔はかなり下手くそでしたよ。
やっと人並みになれたかなって感じなので、私もまだまだ精進します。