
こんばんは。外資系MRのアスカです。
本日は、100万人に1人の人間になるという話について書いていきたいと思います。
キーワードは「MR×○○×○○」です。
目次
日本の人口、GDPについて

突然ですが、現在、日本の人口は1億2000万人くらいです。
合計特殊出生率(一人の女性が産む子供の数)が2018年は1.42だったので、これからもどんどん日本の人口は減ってくることが予想されます。
これは色々理由はあると思いますが、晩婚化や未婚率の上昇が大きな原因みたいですね。
このまま人が減っていくのは、かなりまずい傾向ですよね。
人が減ると何がまずいかと言えば、GDP(国内総生産)が下がります。
ちなみに日本のGDPは世界3位です。1位アメリカ、2位中国、3位日本です。
思ったよりも日本のランキング高くないですか?
アメリカはそうですが、イギリスやフランス、ドイツなどのEU諸国、ロシアなど、もっとGDP高い国がありそうですよね。
この要因の大きなポイントは、人口らしいです。
先進国で日本より人口の多い国は、ヨーロッパにはありません。
アメリカが約3億人、ロシアも1億4千万と、土地の割に思ったよりも少ないですよね。
日本は先進国の中で、人口が多いのでGDPが高くなっています。
これが小さな島国にも関わらず、ある程度の力を持っている理由のひとつです。
では、100万人に1人の人間になる。とは?

これから人が減っていく中で、生き残っていくためには、色々と戦略が必要になりますよね。
そこで、「100万人に1人戦略」は今後結構大切になってくると思っています。
まあ、そんなに大したものではないのですが、この間落合陽一さんの本を読んだ時に、そんなことが書いてありました。
これからはテクノロジーの時代で、MRのような仕事はどんどんと代替されて、リストラが増え、人は減っていくことが予想されています。
そんな中で100万人に1人の存在になればAIには代替されにくいので、生き残りやすいと言います。
とは言え、100万人に1人の人間になるって聞くと結構難しいですよね。
100万人に1人というと、MRが全体で6~8万人くらいの規模なので、MRの中で唯一の存在になってもまだ足りません。
確かにMRの中でNo.1でありつづければ、100万人に1人の存在になれるかもしれません。
ただ、そんなこと全MRができるわけではありませんよね。
そうなった時に「MR×○○×○○」です。
100万人を分解すると、100人×100人×100人ですよね。
要するに、3つの領域で100人に一人の存在になればいいのです。
よく言われているのが、1つの領域で100人に一人の存在になるためには、1万時間必要と言われています。
恐らく仕事をされている方は、普段は約8時間仕事されてますよね。
8時間×20日×12ヶ月=1920時間です。
そうなると、5年ほどかかるわけですね。
仕事ですら5年ですよ!趣味とか生半可な気持ちではかなり厳しいです。
まあ、逆の意味で言えば、5年ごとに転職して別の仕事をすれば、15年経てば、100万人に一人の存在になれるという意味でもあります。
でもこれからは、転職や副業が当たり前の時代になってくると言われています。
そんな時にあなたはMR以外にどんな領域で100人に一人の存在になりますか?
比較的容易なのが、色々な領域を経験したMR

これはMRとして生き残っていくための戦略ですね。
MRという仕事はこれからもなくならないと思います。
ただ、圧倒的に人は減っていきます。
そんな時に、生き残るMRは、多くの領域を経験している経験豊富なMRです。
例えば、「MR×○○×○○」に当てはめると、「オンコロジーMR×希少疾患MR×CNS MR」みたいな感じですね。
特にこれからまだ薬の開発が進みそうな領域の薬を色々経験しているとかなり強いと思います。
「オンコロジーMR×希少疾患MR×CNS MR」って書いてて思ったんですが、これ全部経験してる人自体かなり少なそうです。
こういった感じで、色々な領域を経験しているMRはかなり生き残れる可能性高いと思います。
本社経験があると、また可能性が拡がる。

これも比較的誰にでも可能性のあるところですね。
会社である程度仕事をして、結果を出していれば、本社に入れる可能性が出てきます。
本社が出世コースかどうかは、会社や人にも寄るので、一概には言えませんが、本社でMRとは別の経験があるというのは、かなりアドバンテージになります。
例えば、マーケティングや人事、研修など、人によって経験は違いますが、やはり本社は人数が少ないので、それを経験しているかどうかというのは、希少価値が上がると思います。
それだけでも、「プライマリーMR×希少疾患MR×研修部」や、「オンコロジーMR×マーケティグ×マネジメント」など、製薬会社の社内だけでも無限の可能性があります。
ここで問題になってくるのは、本社でMR以外の経験をするためには、選ばれないといけないという点ですね。
なかなか自分の希望だけでは難しいので、正直転職よりもハードルは高いと思います。
社内公募などがあれば、積極的に応募してみるのも一つの手ですね。
参考:社内公募はどしどし応募しよう!転職も社内公募も変わらない。
完全に別の業界で新たな経験をする。
これはある程度の年齢になってしまうと厳しいかもしれませんが、新卒で入社して、5年でMRを極め、それから他の会社に転職するのもアリかもしれません。
私の知り合いでも、保険業界やコンサル、医療機器、IT業界など、全く違う業界に転職した人間もいます。
そういう中でさらに色々な経験を極めていくと、100万人に1人といわれるような存在になれるかもしれません。
ただ、このパターンはハードルも高いので、若いうちに挑戦することをおススメします。
100人に1人でも簡単ではない。

先ほども出てきましたが、ある仕事で100人に1人の存在になるのも簡単ではありません。
1万時間かかるといわれるように、仕事をやっていても5年はかかりますし、副業や趣味程度だと、1日に取れる時間は半分以下です。
そうなると、10年以上は続けないと、100人に1人にはなれないという計算になります。
継続するというのは、非常に難しいことですが、逆に言えば、それができるなら生き残っていける可能性は格段に上がるということですね。
まずは自分の興味のあることから始めて、1ヶ月継続、1年継続、5年継続というところまでいけば、その業界ではかなり重鎮になれるかもしれませんね。
私もまだまだ道半ばですが、100万人に1人とは言わず、継続できることを増やして、1億人に1人の存在までたどり着けるように精進したいと思います。
[…] 参考:100万人に1人の人間になろう!あなたは何をする? […]