MR MRと将来性

現在の各社パイプラインはどうなっているのか?分析します。

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こんばんは。外資系MRのアスカです。

少しずつブログも再開してまいりたいと思いますが、本日は、今後の各製薬会社の将来性を占うパイプラインについて見ていきたいと思います。

昨今、MRの将来性に疑問を感じている人は多いのではないでしょうか。

MRの将来性はどうなっているのか。

これはMRをやっていれば、切っても切り離せない問題だと思います。

誰もが心配していることですが、ゼロにはならないと考えられています。

まあ、これから数年かけて適正人数に近づいていくのではないでしょうか。

MRは契約の社員も増えてきていますが、MR数が一番必要な時は、いつでしょうか。

やはり新薬が発売した時ですよね。

そうなると、新薬が出続ける会社に属していれば、しばらくは安泰かもしれません。

MRの方はそう言った会社をうまく見極めて、自分のこれからの動きを見極めていく必要がありますね。

各社のパイプラインは?

さて、各社のパイプラインは、今どんな感じなんでしょうか。

自分から見に行かないとあまりまとめて見る機会はありませんよね。

製薬協のHPにも載っていますが、あんまり更新されてないですよ。

最近、AnswersNewsに掲載されていました。

主要製薬企業 国内新薬開発パイプライン(2020年5月版)

これを見るとかなり各会社の状況がわかりますね。

さすがAnswersNewsさんです。

この中では、新薬の発売と既製品の適応追加に分かれていますね。

各会社の状況を見ていきたいと思います。

国内大手製薬会社

どこを大手と表現するかは難しいところですが、ここでは武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共、エーザイとしましょう。

日本一の製薬企業である武田薬品工業はさすがです。

パイプラインはかなり豊富ですね。

がん、消化器がメインですね。ざっとパイプラインを見て見ました。

武田薬品工業パイプライン一覧

武田薬品のパイプラインは、豊富ですが、ブロックバスター級の新薬とまではいかなそうです。

とはいえ、シャイアーとの合併がありましたので、希少疾患の薬剤が増えてきそうですね。

恐らくこれからの流れとしては、希少疾患でなくても希少疾患に近いようなニッチな領域の薬剤が増えてくると思います。

それはそれで患者さんにとっては、朗報ですね。

さて、続きまして、アステラス製薬ですが、こちらはがん領域がメインになりそうです。

アステラス製薬パイプライン一覧

がん領域として、前立腺癌、急性骨髄白血病、尿路上皮がんですが、まだあまりものになっている薬はなさそうですね。

これから上市までしっかりできれば、今後は盛り上がってくるかもしれません。

ただ、現時点では、少し心許ない感じはしますね。

さて、第一三共はどうでしょうか。

ここは思ったよりもパイプラインは豊富な感じはありませんね。

第一三共パイプライン一覧

ただ、HPから見てみると、DS8201の適応追加がすごいですね。

つい最近発売されたこの薬ですが、各分野での期待値がすごいので、これからの展望が楽しみな薬ではあります。

とはいえ、ここに他の薬が追随できるかどうかがポイントになりますね。

次は、エーザイです。

イメージ的には、抗がん剤の適応追加ですかね。

HPを見てもると、レンビマの適応追加が結構試験中です。

エーザイパイプライン一覧

まだ、どうなるかわかりませんが、抗がん剤の開発初期のものが多いですね。

こちらもここからどうなるかというところですか。

国内中堅製薬会社

これらの会社は中堅と言っていいのかわかりませんが、今回ニュースに挙がって居る大塚HD、小野薬品、中外製薬を見ていきたいと思います。

まずは中外製薬です。

ここは圧倒的な抗がん剤の会社ですね。抗がん剤の新薬と適応追加の数が段違いです。

中外製薬パイプライン一覧

アバスチンとハーセプチンという素晴らしい2剤を生み出した会社ですが、遂にBSが出てきて、ここからどうなっていくのかが注目される会社ですね。

まだまだ目が離せませんが、今後の開発品の同行が気になるところです。

次に、小野薬品工業ですが、どうでしょうか。

適応追加多すぎですね。

小野薬品工業パイプライン一覧

個人的に、ここはオプジーボが圧倒的な屋台骨だと思っていましたが、他の抗がん剤も開発されており、思っていたよりも今後に期待できそうです。

次は、大塚HDです。

ここは、大鵬薬品工業もグループに含まれていますね。

大塚HDパイプライン一覧

大塚HDとしては、大鵬薬品工業の扱う抗がん剤領域が今後の期待を背負っていそうです。

ただ、まだ開発段階のものが多く、ここが期待されるところですね。

抗がん剤の開発品目多すぎ。

ここまで国内の製薬会社を見てきましたが、抗がん剤の開発がかなり多いですね。

もちろん今や2人に1人ががんになる時代なので、そういう意味では、時代にあっているのかもしれません。

抗がん剤ももう厳しくなってきたと思っていましたが、各社のパイプラインを見ると、抗がん剤もまだまだ出てきそうですね。

外資系製薬会社

外資系は大手とか中堅が判断しにくいので、めぼしいところからどんどんいきます。

まずは、ファイザーです。

ファイザーは、抗がん剤もありますが、皮膚疾患の開発も多いですね。

ファイザーパイプライン一覧

皮膚疾患で、アトピー性皮膚炎や、円形脱毛症、乾癬などが開発されているようですね。

抗がん剤としても免疫チェックポイント阻害剤などの適応追加や他の抗がん剤の適応追加が目立ちます。

次に、ノバルティスです。

さすがに外資系でもTOP企業ですね。

豊富な領域に新薬も適応追加も予定されています。

ノバルティスパイプライン一覧

これを見ると、やはり抗がん剤が多く見えます。

ただ、どちらかと言えば、適応追加が多い印象なので、あとは、どうやってうまく開発を成功させていくかというのがポイントですね。

ノバルティスは、抗がん剤に頼らなくてもそこそこ体力がありそうなので、抗がん剤意外にも期待したいところです。

次は、MSDです。

ここも、キートルーダは、一斉を風靡しましたが、その後がうまくつながっていくかどうかですね。

もちろんキートルーダはこれからも適応追加があるので、まだ大丈夫かと思いますが、問題はその次です。

MSDパイプライン一覧

このHPから見ても、キートルーダの適応追加が多いです。

とはいえ、MSDもこのままでは終わらないでしょうから、今後の展開に注目ですね。

GSK、ヤンセンあたりはかなり厳しくなってきています。

サノフィが、消化器、血液、感染症・ワクチンなどで開発が進んでいるようですね。

アッヴィも消化器、皮膚の適応追加や抗がん剤の新薬の開発がめざましいです。

抗がん剤部隊も立ち上がったようですし、まだまだ伸びそうな会社ですね。

アッヴィパイプライン一覧

抗がん剤は血液から入ってくる予定で、かなり期待されているようですね。

次は、イーライリリーですが、ここも、比較的バランスよく開発を進めています。

どこかの領域が突出しているわけでなないですが、開発品はいくつかあるみたいですね。

イーライリリーパイプライン一覧

イーライリリーはHPの開発ステージの表記が開発後期や開発中期となっていて、非常にわかりづらい。。

最後に目立つ会社として、アストラゼネカですね。

ここは、新薬も適応追加も抗がん剤がすごいです。

元々抗がん剤の開発は多かったイメージがありますが、今や、中外製薬と並ぶくらいの開発品ですね。

アストラゼネカパイプライン一覧

HPで見ると、免疫チェックポイント阻害剤や、PARP阻害剤や、EGFR-TKIなど、アストラゼネカを代表する薬が多く、その薬剤との組み合わせやそれ以外にも期待できそうな新薬候補がありそうです。

トレンドはやはり抗がん剤

今回ざっと、国内を代表する企業と、外資系の企業のパイプラインを見てきましたが、ある程度の規模の会社は、かなり抗がん剤が開発の中心を占めています。

今後は、希少疾患の時代だと思っていましたが、それは、ベンチャー系の企業がやることが多くなりそうですね。

ある程度の規模の企業だと、なかなか希少疾患の開発も大変そうです。

大手企業では、しばらく抗がん剤を中心に回りそうです。

次は、アルツハイマーなどの中枢神経系が流行ると思っていましたが、各社の開発状況を見ると、なかなか厳しそうです。

各製薬会社の開発品目を見ると、ある程度の将来性は見通すことができるので、定期的にチェックする必要がありそうですね。

また、定期的にチェックするとともに、各製品も詳しく見ていきたいと思います。

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