
こんばんは。外資系MRのアスカです。
本日は、外資系の製薬会社のMRはもっと自由に発言すべきという話をしたいと思います。
皆様、自由に発言していますか?
目次
外資系製薬会社のMRはもっと自由に発言すべき。

この世の中製薬会社のMRって本当に厳しい時代に入っていると思います。
どこの会社でもリストラや早期退職を募っていますし、今の2.30代のMRは50代になったときにどうなっているのか。と不安を抱えている人も多いです。
そもそもMRという仕事自体がかなり減ってくるはずです。
そうなったときに今の現役MRの方々はどうしますか?
恐らくこの記事を読んでいる方の周りにも「将来不安だなー」と思ってはいるものの、実際に何か行動している人というのは数少ないのではないでしょうか。
思っているだけでは、何も変わりません。
私もビジネス書をよく読みますが、どの本でも基本的には勉強になります。
ただ、「勉強になったなー」では意味がありません。そこからいかに行動に移すかが大切です。
なぜ外資系製薬会社なのか?
明確な理由はありませんが、外資系の製薬会社の方が自由な発言を受け入れてもらえるイメージがあるからです。
もちろん内資系の製薬会社でも、自由な発言はできる会社もあると思いますし、逆に外資系でも自由な発言がやりにくいところもあると思います。
要は、自由に発言をしたときに、明らかに阻害されるかどうかが大切です。
せっかく自分が色々と発言しているのに、何も聞き入れてもらえない会社もあると思います。
その場合は、そのまま自分の意見を押し殺して我慢し続けるか、転職するか、のどちらかです。
ただ、製薬会社としても、世の中の流れとして変化していかないといけないので、色々な意見に柔軟に対応できる企業の方が生き残るはずです。
なぜ自由に発言すべきなのか?

極論、自分のためですね。
「なんだ自分のためかよ」「そんなわがままは会社では許されないよ」
という声もあるかもしれませんが、その考えがもう時代遅れです。
昔は、終身雇用もあって、年功序列でとりあえずまじめに働いていれば、だんだん給料も上がっていって定年を迎えることができる。
そんな人生面白いですか?
もちろんすごく仕事が好きだったり、プライベートが充実していれば全く問題ないと思います。
ただ、今は若くてまだ将来について深く考えられないし、なんとかなると思っている人もいます。
恐らくなんとかなります。
ただ、現時点で終身雇用が難しくなったり、早期退職がどんどん加速していったときに、会社は守ってくれません。
自分の将来の責任は自分で取るしかないのです。
そのためにも、自分のおもったことはしっかり発言していくべきです。
多少のトラブルもあるかもしれませんが、今までと違うことをするときは必ず多少のトラブルはあります。
そこを乗り越えた時に、初めて変わることができます。
なんか自分で書いてて、怪しい宗教の文面に見えてきました。
全くそんなつもりはありませんから!
何を発言すればいいのか?

自分が疑問におもったことは、どんどん聞けばいいとおもいます。
たとえば、
「なぜこの業務をやる必要があるのか?」
「この業務はどんなことに繋がるのか?」
「本社としては何を考えているのか?」
などが考えられます。※もちろん言い方は気をつけてくださいね。変につっかかるような言い方をすると、変な感情に邪魔されて冷静な話ができません。
私も最近、こういったことを臆さず聞くようにしています。
自分に関することでもなるべく聞いています。
「以前からお願いしていました私の希望ですが、どうなりましたか?」など
「このシステムについてはこう思うのですが、いかがですか?」という質問もありだと思います。
自分は普段からこうおもってこのシステムを使っているからこうして欲しいなどの希望もしっかり伝えることもいいと思います。
場合によっては、ちゃんと説明してくれますし、自分の考えが間違っていると訂正してくれます。
変なプライドを持ってしまうと、なかなかこれができないケースもありますが、結構大事なことです。
色々なことを知っていると本当に役立つケースもありますからね。
気をつけてほしいこと

ここまで自由に発言することについて書いてきましたが、もちろんこれはTPOを選ぶ必要もあります。
「それを言ったら元も子もない!」
となるかもしれませんが、本当に世の中を生き残っていきたいなら、TPOを考える必要はないと思います。
さきほど話題にでてきたホリエモンなんて、本当に自由に発言してますよね。
まあ、それで世間からのイメージが悪いケースもありますが、本人はそんなこと気にしていません。
極論を言うなら、周りなんて気にしなくていいんです。誰も助けてくれませんから。
ただ、組織に属する以上、ある程度の順応力は必要ですから、その中でどれだけ自由な発言をできるかが大切です。
仮に誰かが自分勝手な発言をしていたとしても、その背景にあることや根拠などを聞くと、納得する場合もあると思います。
要するに、自由に発言するというのは、自分勝手に発言することとは違います。
自分の中で色々考えて調べた上で、分からないことや気になることについて発言するのです。
あらゆることについて考察してからの質問であれば、相手から何か返しがあった場合も、「ということは、これはこういうことですか」とすることで、より質問が深くなりますし、相手の反応も変わってくると思います。
調べるのが大変だと思う人もいるかもしれませんが、そういう人は聞きやすい人にどんどん質問していって、その答えに対する考察をして、また質問をして、と繰り返すと、かなり質問が深くなっていきます。
深くなったところで、社内の上層部にその質問をすると、思わぬ話が聞けることもあります。
個人的に社内の上層部に色々ぶっこむのも最近のお気に入りです。
相手がどう思っているかは分かりませんが、相手から見れば、いちMRからそんなこと聞かれると思っていないので、結構印象に残っているケースもあります。
これが上手く転がるケースもあるので、これからも自由に発言していこうと思っています。