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各製薬会社の社長クラスの年頭所感で、2020年を占います。

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こんばんは。外資系MRのアスカです。

本日は、年始1発目なので、各社の年頭所感を見ていきたいと思います。

各社の社長クラスの方はどう2020年を見ているのでしょうか。

国内の各製薬会社の年頭所感を読みとく。

もう各社の年頭所感を見ましたか?

国内トップ年頭所感 患者や社会に貢献 新薬や医療ソリューションで 企業文化の確認目立つ

そもそも年頭所感とは、何なのか。調べてみました。

「年頭所感」という意味では出てきませんでした。「年頭」と「所感」で分けて書いてありまして、

「年頭」・・・年の初め(そのままですね)

「所感」・・・心に感じたこと。

なので「年頭所感」は「年の初めに感じたこと」という意味ですね。

それを踏まえて、各製薬会社のトップの方の年頭所感も見ていきたいと思います。

武田薬品 ウェバー社長「タケダにとって重要な年」

シャイアーとの合併が落ち着いて、これから最大限の効果を発揮してゆく。とのことでした。

確かに武田薬品は、やっとシャイアーとの合併が落ち着いて、社内の体制も含め整ってきたところかと思います。

記事によると、新しい新薬の候補もあるとのことで、少しHPを見てみました。

研究開発パイプライン 武田薬品HPより

基本的には、適応追加が多いようですね。

P3に関しては、オンコロジー、消化器系、希少疾患の適応追加が多く、完全な新薬はそこまで多くなさそうです。

個人的には、国内No.1の製薬会社のパイプラインにしては、少し寂しいような気もしますが、P1にはまだまだ新薬候補があるので、期待しましょう!

今年1年が勝負の年になると思うので、武田薬品の動きには注目ですね。

第一三共 眞鍋社長 「DS-8201の医療現場での円滑な浸透」

もう第一三共はこれですよね!

第一三共 海外でエンハーツ発売

こちらのニュースもありましたが、待望の新薬が海外で発売になりました。

国内でも今年中には承認を得られる予定で、かなり期待されているようですね。

去年、このDS-8201のプレスリリースが出て、株価が爆上がりしてました。

第一三共始まって以来の大型製品になるという期待もされているようです。

AIやビッグデータなどのデジタルソリューションに関しても言及されていました。

DS-8201に関しては、今年の顔になりそうな予感もしますが、デジタルソリューションに関しては、まだ活用し切れているとは言えない状況かと思います。

アステラス製薬 安川社長 革新的な医療ソリューション創出に挑戦

アステラス製薬は、昨年の遺伝子治療薬に力を入れている会社を買収して、そこを今後の重点領域として力を入れていくようですね。

アステラス製薬もこの買収を期に、一気に株価が上がっていたので、この買収が大きく期待されているのだと予想されます。

ちょっと気になって、アステラス製薬の開発パイプラインを見てみたのですが、がんがメインですね。

今のところ日本ではあまり出ていませんが、今後のパイプラインはそこそこありそうです。

どこの会社もずっと重点領域においてきたオンコロジーが花開きそうな1年かもしれませんね。

エーザイ 内藤CEO 幅広い人々からの信頼獲得が重要

エーザイの社長さんからは、薬の話は特にありませんでしたね。

これがどういうことを意味しているのか分かりませんが、会社としての姿勢を関係者やより多くの人々に知ってもらうという内容でした。

確かにエーザイは、現在少し苦しいような状況にもあるかもしれませんが、今後増えてくることが予想されているアルツハイマーなどのCNS領域に力を入れています。

CNS領域はどこの会社も治験がうまくいっていませんが、WHOによると、2050年までに増加してくる疾患の筆頭です。

これからの時代はCNS領域の経験値は転職においてもかなり重要なポイントになりそうです。

大日本住友製薬 野村社長 Roivant社との戦略的提携の手続き完了

やはり合併や買収、提携など、近年の製薬会社は1社だけの開発力ではやっていけれない傾向が見て取れますね。

これは内資系、外資系関わらず同様の傾向かと思います。

このあたりを上手く切り抜けることができれば、今後の製薬会社としての生き残りもやりやすくなってくると思われます。

中外製薬 小坂社長 環境変化に対応すべく「必要な改革を推進」

ここは、デジタルやITを活用した戦略を推し進める考えのようですね。

確かに中外製薬は、ロシュとともに圧倒的な新薬開発力を持っている会社です。

その開発力があるからこそ、デジタルやITに力を入れることができるのかな。とも思います。

ただ、このデジタルというのがどこまで現状にマッチするのかは非常に迷うところだと思います。

5GやAIが出てきたからといって、どこまでそれを応用することができるのかが追いついてない会社も多いです。

だからこそ中外製薬にも頑張って欲しいですね。

自分も年頭所感を考えよう。

多くの製薬会社が、AIや5Gなどのデジタルツール・新薬開発のために買収、合併、提携・企業の姿勢の見直し。といったところにフォーカスしていました。

今年も新たな合併や買収があるでしょうし、各社新たなデジタル活用法が生まれてくるかもしれません。

そんな中、自分はどうするのか。そういったところに目を向けて色々と意識してみるといいかもしれませんね。

年初の目標というのは、立てて終わっている人がおおいらしいので、お気をつけください。

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