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パイプラインから見る将来性(MSD株式会社)

投稿日:2019年3月25日 更新日:

こんばんは。外資系MRのアスカです。

本日は、パイプラインから見る将来性シリーズで、MSD株式会社について書いていきたいと思います。

MSDも大きな会社ですし、免疫チェックポイント阻害剤で勢いがありますね。

MSD株式会社はどんな会社なのか?

会社名:MSD株式会社(北米では、メルク・アンド・カンパニー)

本社所在地:アメリカ

ドイツにもメルク(医薬品部門のみメルクセローノ)と呼ばれる会社があり、元々はそちらが本体。

アメリカ支社を作る時に、ドイツメルク創業者の孫がアメリカでメルクとして独立した。

そのため、世界には、メルクという会社が2つ存在している。

アメリカでは、アメリカメルクが「メルク」で、ドイツメルクが「EMD」

その他地域では、アメリカメルクが「MSD」で、ドイツメルクが「メルク」

ということで、日本ではアメリカメルクは「MSD」、ドイツメルクが「メルク」となっている。

本日は、MSD株式会社の開発品について見ていきます。

製薬協HPから見るMSD株式会社の開発品一覧

MSD株式会社開発品一覧 製薬協HPより

色々な種類の薬の第3相試験がありますが、やはり話題の免疫チェックポイント阻害剤の試験が圧倒的ですね。

ここに書いてあるだけでも、大腸がん、固形がん、胃がん、乳がん、頭頚部がん、食道がん、卵巣がん等、数え切れないくらいあります。

ここまで多くの癌種に適応があるというのは、とてもすごいことです。

それだけどの領域においても、新しいタイプの新薬ということですね。

ただ、新しいタイプのお薬が必すどの癌種においても必ず使えるようになるとは限りません。

これは、本当に臨床試験の結果次第ですね。

免疫チェックポイント阻害剤とは。

これは色んなホームページで書かれているので、詳細を知りたい方は調べてみてください。

簡単に説明すると、普段は体の中でブレーキがかかっている免疫系のシステムを開放するイメージですかね。

本来人間の体には、外から来た異物を排除するための機構が備わっています。

癌細胞というのは、人間が本来もっている細胞が癌化していくものなので、排除システムが働きません。

ただ、そのシステムを癌化した細胞にも効かせるようにする薬が免疫チェックポイント阻害剤なのです。

そうすると、元々人間の体の中にあるシステムを使うので、良さそうな気がしますが、もちろん絶対に効くわけではありません。

また、通常はかかっているブレーキを開放するので、副作用も起きます。

そのあたりを考慮して、データがきっちりと出ているところでは、適切に使っていく必要がありますね。

MSD株式会社の将来性はどうなのか。

多少脱線しましたが、本題はここですよね。

開発品一覧から見ると、正直免疫チェックポイント阻害剤に頼りきっている感は否めません。

pembrolizumabが特許があるうちは、まだまだやれると思いますし、個々しばらくは新しいデータも出てくるので大丈夫かと思います。

ただ、5~10年後の未来はどうなるのか分かりません。

MSD株式会社は大きな会社なので、すぐにどうこうなることはないと思います。

恐らく有望な製剤を持っている会社を買収してうまく生き残っていくことが予想されます。

なので、今後の動向に注目しつつ、色々な会社を並列に見ていく必要があります。

本当に激動の製薬業界なので、アンテナだけは高く意識していきたいと思います。

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